かっこいい題名をかきましたがあくまで僕が感じた展開です
栄光とはせがれ兄が体育祭で大活躍しました。
応援団長としてがんばったあの姿は僕は一生忘れないでしょう。
まさか小学校の時の兄弟Wリレーに匹敵するほどの感動がまた味わえるとは思いませんでした。
体育祭が終わり、修学旅行が終わり、テストが終わり、
部活動最後の試合、大会が始まります
おもいおこせば1年生で入部した頃、3年生の先輩があと1試合勝てば県大会に行けたのに
負けてしまった悔しさを1年のせがれは必ず仇をとるとがんばってきました
その先輩にもらったシューズを今も大事にもっています
せがれ兄の中学も、他の豊田の中学も、ずばぬけて強い強豪校がある訳ではなく
そんなに差があるとは感じないレベルです。しょせん中学生ですから。
勝ちたい気持ちが強いやつが試合に勝つ、それだけです
豊田は8チームくらいあり、7チームが西三河大会にいけます
つまり1チームだけが予選落ちになってしまうのです。
ここ何年、西三河大会に行けなかったことはありません
1勝すればドべにはならない、1度でも勝てば良い楽な予選なんです
だけど、せがれ兄のチームには不安要素が1つありました。
2年まで顧問だったコーチが学年主任になり練習をみてくれなくなり素人のコーチになってしまい
ずっと負け越していたのです。
予選は土日2日で行われ、4チーム、リーグ戦で行われます
土曜日、予選、Aブロックで、0勝4敗
1度も勝てませんでした。。。。。
僕は見に行くことができなかったのですが母親の意見では、みんな緊張してがちがちだったと
内容が悪すぎて初めて試合の途中で席を立ったと。そんな試合だったそうです。
次の日曜日Bブロックの最下位チームとの最下位決定戦をして
勝てば西三河大会ギリ出場、負ければ敗退、です。
前日の夜、せがれ兄は1人1人に電話をして気持ちを奮い立たせていました。
明日は絶対勝つぞ!と。
僕は仕事をしながら、結果が連絡されるのをずっと待ってました。
夕方、学校からメールがきました
ハンドボール予選敗退
僕は帰ってどうせがれに声をかけようか、迷いました
きっと肩を落としてるだろうなぁ。。。
いろんな想いが交錯しながら、家に帰ると、せがれは思ったよりスッキリとした表情
僕は「残念だったけど、おつかれさん。」
いろいろ考えたけど、そんなありきたりな言葉に、
「このチームでやれて最高だった。高校に行ってもハンドボールやるよ。」
この言葉にすっごく感動しちゃって、自然にこんなこと言えるなんて
それから少したって僕は試合のことはあまり考えないようにしてビデオも見てなかったんだけど
母親から、せがれくん試合がんばってたよ、17対15で負けたけど、14点取ったよ。
試合終わってからみんなコーチも生徒もみんな泣いてたけど、キャプテンだけ泣いてなかったよ。って
たぶんやりきったんだね。
栄光と挫折
結果は残念だったけど、気持ちは挫折してない。
今は豊田の選抜に選ばれて他の中学の子と練習したり、知立のクラブチームで練習したり
次のステージにむけて前にすすみはじめました
中学で全敗した
これはこれで成長の過程でよかったと思える日がくると願いたい。